キャッシュレス時代の金融教育
CMでも頻繁に紹介されている電子マネーサービス。ここ数年で、キャッシュレスでの決済が普及しはじめています。
見えないお金のキャッシュレス生活のなかで、お金についてどのように教育していけばよいのかを考えていきましょう
キャッシュレス決済の方法
キャッシュレス決済といっても、実はいろいろな方法があります
プリペイド(前払い)、デビット(即時払い)、クレジット(後払い)の3方式があります。
欧米ではデビットがよく利用されています。観光で来日した外国人は現金をあまり持ち歩かないので、キャッシュレス後進国の日本で、ショッピングや食事の支払いに戸惑うことがあるそうです。
便利さからくる問題
トラブルや危険な目に遭わせないために、カードを持っている子どもが、「なんでも買える不思議なカード」と思い、ゲームソフトを買い込んだり、他人の分までお菓子を買ってあげたりと、見えないお金の問題が出てくるようです。
「お金の見える化」習慣
ネットショッピングの需要も増えている状況では、子どもがお金のやりとりを学ぶ機会も失いつつあるのが現状です。おこづかいを渡しはじめたタイミングから、「おこづかい帳をつける=お金の流れを見える化する」という習慣をもたせるのがおすすめです。
お金に関する話し合いをすることで、お子さまの考え方を理解し、成長を促すことにも役立ちます。
お互いの価値観の違いを確認した上で、お金の大切さを伝えていけるといいでしょう